台杉剪定 手法

 

台杉の選定に使用する鎌。

成瀬製。

pict-dsc_1249

先日の北山台杉の植栽工事の、いっぷく時に藤田林業の息子さんにコツを教えて頂きました。

 

pict-dsc_1229

立ち木の伸ばす位置。

pict-dsc_1230

鎌の使い方、枝のしおる方向や切り取った後の処理。

pict-dsc_1232

取り木のつくり方など大変参考になりました。

関東ではなじみがないので、いい経験です。

山に5000本在庫があるらしいので、剪定などの管理が大変だそうです。

びっくりしたのは、大きな物はヘリで吊り上げ山から出すなど貴重なお話が聞けました。

庭やとして、有意義な時間を過ごせた事にスタッフ共々感謝です。

横浜 長生寺 北山台杉 植栽工事完了

長生寺での、北山台杉植栽工事施工後。

pict-rimg2181

上の段、親鸞聖人の周りは樹齢200~350年の物を配置。

pict-rimg2178

ものすごく風格があります。

pict-rimg2182

下段の植栽部には樹齢40年位の物を配置。

pict-rimg2175

総本数24本植えたのでいいシンボルになります。

pict-rimg2174

中々、関東では北山台杉は見かけない。

pict-rimg2177

台杉は元々は、建築用の垂木を作る為にこの様な仕立てになっている。

今はその様な垂木を使う数寄屋建築なども少なくなり、ほとんど作らないらしい。

どの業界にも流行があり庭は、雑木と呼ばれる山の木が人気です。

人が手を入れて、時間を掛けて仕立てるこの様な仕立物も大切な日本の伝統。

この様な文化を繋いで行く、少しのお手伝いが出来れば幸いです。

北山台杉を植える機会は中々ないので、いい経験をさせて頂いた事に感謝!