あと一月。

師走。

今年もあと一月を切った。

何だか年々時間の経過が早く感じる。

もう日曜も休まないつもり。

剪定、残りの工事、門松。。。

色々あるけど、あせらず確実に行こう。

今年おろしたばかりの鋏の輪の所が折れてしまった。

よくいく所だ。

打ってくれた野中さんはもう引退されてしまった。

早速京都の大隈さんに電話し相談したら、元の方まで切り新たに打ち足してくれるとの事。

こうやって手打ち刃物は一生使用するものだ。

きりばしの調整も兼ねてお願いした。

話していると、ついいつもの悪い癖で、鋼を青紙で寸法を変えて打ってもらう事になった。

値段も高価だろうけど切れ味が楽しみだな。

仕上がりは2月位かな。

自分の打った物ではないのに引き受けてくれた大隈さんには感謝している。

東京下町。

横浜辺りもモミジがきれいに色付いて来た。

昨日は愛知の古川君が日暮里に仕事に来ているので、何人かの庭師が集まった。

泊まらさせてもらい、酒を飲みながら色んな事を話す。

それぞれ考えやスタイルは違うけども、みんな頑張っている。

いい時間だった。

剪定シーズン。

うちは今剪定シーズン。

あと一月位かな。

個人の住宅のお客様が多く、件数も多いのでお待ち頂いていますが、焦らず確実に進めて行く。

今日は朝雨なので、現場は午後からにした。

先日の街路樹剪定士の講習もようやく終わり。

一搬ではあまり知られていないが、公共と民間では同じ造園業でも住み分けされていて、お互いの領域に線を引いている。

自分はそんな状態が、今の現状を招いていると思う。

「俺らとは種類が違うから」。そんな考えを少しでも変えて行きたい。

公共と言っても、街造り、国造りに繋がる。

これはホント大事な事だよ。

ほっときゃいーのか?

いい庭師の仕事は塀に囲まれた閉鎖的な所で進んでいて、一搬の人はナカナカ目に出来ないし知られてない。

うちの子供達ですら庭師の仕事を良く理解していない。

自分レベルがまだまだ偉そうだけど、自分なんか世代より下の者達にも仕事や生き方を見せて行かないとこの先庭師の未来は暗いと思う。

影でゴチャゴチャ言ってないで、時間は掛かるかも知れないけど行動に移して行きたい。

満員電車。

今日から3日間、街路樹剪定士の講習会に参加している。

久々の通勤電車。

自分は普段は全く気にもとめないジャンルだけど、現状を見ていると我慢できなくなってきている。

子供の将来なりたい職業ランキングにスポーツ選手と並んで大工さんはいつもランクインしている。

でも庭師はない。

俺は自分の仕事に誇りを持っている。

真面目ぶるつもりではないけれど、これはこれからの造園界にとって深刻だよ。

なぜだろう?

家を一歩出れば必ず目にする街路。

子供達には一番身近な緑かもしれない。

これは大事だと思ってきた。

それをイカシタ庭師達が作業していたら、子供達はどう思うかな。

ボチボチ仕掛けて行くつもり。

至福のとき

昨日はよくコメント入れてくれる、しんぼうさんこと福島の新さんが東京に仕事で来ているのでタイミング合わせて横浜に集合。

千葉の檀上さんや、新さんに会いたがってた地元の久保田さんと飲んだ。

庭で酒を飲む。

自分はこんな仲間との時間がたまらなく好きだし、スゲー嬉しい。

当たり前だけど、それぞれスタイルや考えは違う。

だけど目指してるものの軸の様な物は同じなので、自然と熱が入る。

庭師になってホントに良かったと思える時。

また頑張れる刺激をもらった。

区切り。

今日は雨で現場中止にした。

週に何日も休んでられないので、明日は仕事。

現場下見の後、たまっている事務仕事をこなしている。

今年の暮れで、自分が初代会長を務めていた庭園協会神奈川県支部 庭盛会が解散する事になった。

一応形的には、神奈川県支部の中の青年部という形で残る。

来年度の支部体制の改正による改革の一環である。

色々言いたい事、問題はあるが、自分はもう関係ないしショボくなるのでやめておく。

自分も含め、青年部移行に伴い何人かの会員は辞める事になる。

ただ今後残る20代の若い世代の為にも、外に出て自分達のレベルを認識して、よくある庭同好会みたいに馴れ合いグループにならない事を祈るばかりだ。

それが全てだろう。

今日は、庭仲間と会う予定。

たまには。。。

今日は、長女のピアノの発表会だった。

普段家族ナイガシロ人生なので、こればかりは参加した。

小さいけどいいホールだ。

野口英世記念公園の一画にある。

あまり知られてはいないけど、横浜市の金沢区に旧細菌検査室が保存されている。

歴史的にも大変貴重な施設。

いつもながら、ホールにはあまり居ないで、周りを探索していた。

やっぱり親父はあまり居ない方がいいらしい。

ここまで。

とりあえず、植栽工事を終わらせて暮れに仕上げる予定。

明日から冬季剪定業務に入る。

今日は珍しく、午前で区切りが良かったのでしまいにした。

これから忙しくなるので、たまにはいいだろう。

置き場を片付けて、昼食済ませてから青山の新根津美術館へ。

高速飛ばして何とか到着。

建築は隈研吾氏。

展示品もナカナカ見所が多いのでお勧めです。

相変わらず慌しい一日だったけど、自分にはちょうどいい。

届きました。

先日の茶碗がようやく焼きあがった。

自分は黒を希望して、上手く仕上げて頂いた。

やっぱ仕上げがいいと、形が悪くてもそれなりに見えるんで不思議だ。

家に持って帰ると、かみさんに「スゴーイ。ご飯が美味しそう」と言われた。

ドンブリか。。。

確かにそうも見えるかな。

横須賀市 庭の リフォーム工事。

今日から横須賀の現場を開始した。

既存樹木の伐根作業。

これから暮れに向けて、剪定業務が忙しくなるので、寒くなる前に生垣だけ先にやっておく。

デッキと立水栓は年末にさせて頂いた。

「庭」という雑誌がある。

今月号に、よくコメント入れてくれているYoさんこと、宮城県よっちゃんの庭工房
代表の小畑栄智さんの記事が掲載されている。

庭に向かい合う姿勢、考え方は同世代なのでスゴク刺激になる。

平成の時代に狭い日本、地元の造園組合なんかで練れ合いの付き合いだけでなく、全国の同世代の人達と競い合って行きたいものだ。

本気で庭と向かい合っている若い世代は、必死にもがき悩んでいる。

俺はそんな中で自分の味や色を出せる様に、これからも悩み続けて行く事だろう。