夜の部。

うちは大体みんなで月一で酒を呑む。

どうでもいいけど。。。

でも大事な事だと思っている。

言い訳だけど。。。

従業員の奥さんなんかも呼んで賑やかにやるのが好きだ。

今月も平木の奥さんも参加してくれて、楽しくいつも通り大騒ぎ。

今月はサラリーマンで言えばボーナス月。

うちもどうにか、少ないながらも出せる様になって来た。

今月はその事が言いたかった。

うちは道具、車なんかもホントキレイにみんな使ってくれているし、うるさく言っている。

でもその積み重ねや、みんなの日々の努力で利益が出ているので勿論還元する。

みんなに言う。

俺なんかはチームだ。

自分を含め、お互いの足りない所をフォローして行けば、大きな力になる。

だから半期分、軽トラ買って余った分は還元する。

今はまだそれでいい。

いい仕事をしよう。

新車。


先週は同じ庭園協会で、埼玉の涼仙の井上君が遊びに来たり色々忙しく、昨日は大雨の中若宮会で鎌倉の鶴岡八幡宮の手入れに参加。

相変わらず慌しい日々を過ごしている。

ところで軽トラを1台増車した。

自分の車も旧車なのに、仕事車ばかり新車だ。    

CDも付けて、俺のハコスカより全然快適仕様。

これからガンガン稼いでくれるだろう。

石門柱。


今の現場がようやく壁の塗りで終わりになる。

今回は神奈川の根府川石で門柱を作成。

昔から伝統的な庭にも使用されて来たけど、使い方によって現代住宅にも合う材だと思っている。

庭師はどうしても面を揃えて綺麗に積んでしまう。

でも今回は面を揃えないでワイルドにとの依頼だった。

これがナカナカ難しくいい経験になったし、完成するとこのザツさがまたいい。

両面なんでこれだけでも1.5トン位は使う。

普通の住宅街でも、自然の素材を使って構成すると街並みも良くなるだろう。

来週からいよいよ剪定業務開始。

お待ち頂いているけど、あせらずボチボチ行こう。

川合玉堂別邸。


昨日から2日間、富岡にある川合玉堂別邸の修復作業が行われた。

横浜マイスターの植周造園の大胡周一郎氏による活動だ。

庭園協会埼玉県支部の講習会と重なったが、今回がマイスター活動最後と言う事なのでこちらに参加させていただいた。

黒穂垣と栗丸太の雨落ちと三和土の復元作業が今回の内容だ。

今回もまた大胡さんには丁寧に指導して頂き、大変勉強になった。

来週は三和土で仕上げ予定である。

石てらす。


どこにでもある石だけど、今回はテラスの形にこだわってみた。

結構デカイので石貼りまくって。

高台なんでクレーンで吊りまくり。

日本の石と違い、うちではあえて目地を細かくしないで、おおらかに貼る様にしている。

いやらしくならない様に。

木材で木のトンネルも付けてみた。

鎌倉マンション。


偉そうに聞こえるかもしれないが、うちはマンションの管理は基本的にはしない事にしている。

うちの規模を知らないのか、何百世帯の大規模マンションから度々依頼があり、有難い事に「米山さん適当でいいから是非請けて下さい。」などと言われる。

でも丁寧にお断りさせて頂いている。

どうしても気持ちが入らない。

だから今だに少数精鋭主義なんだろう。

周りをみても会社の規模が大きくなっているのは、公共空間の管理をしている所ばかりだ。

でも俺はモノ造りで勝負して行きたい。

すごく難しいけど、それでいい。

それでも何件か管理させて頂いている物件があるが、どこも管理組合理事長自ら連絡頂いた所ばかりだ。

集合住宅なのに皆さんどうにかして良くして行きたいと、行動を起こされている熱い方ばかりだ。

どれも1棟規模だがやりがいはある。

先日も鎌倉海沿いの塩害に悩むマンションの植栽のデザインをして、喜んで頂いた。

昨日の契約を頂いた仕事で9月の予定は埋まってしまった。最近毎日の様に仕事の依頼をお断りしている。

スゲー有難い。

ここでヤリ手なら人数増やしてガンガン行くだろう。。。

でも俺は出来ないんで、この先の仕事の材料を探したりして暫く楽しみたい。

安諸定男展。

日頃から尊敬し、お世話になっている安諸さんの個展のオープニングパーティーに芝パークホテルまで行ってきた。

映像と写真が展示してあるので、興味ある人は是非行くといいだろう。

よくコメント入れてくれている福島の新さんにも初めてお会いしたりして楽しい時間を過ごせた。

最近よくネットの可能性の大きさに驚かされる事がある。

今まで人の行動範囲や交友関係には限界があった。でもインターネット普及のおかげでそれが大きく変化した。

この業界は、今だにいい悪いは別にして地域密着である。

外部の情報が入らない上に、見ようともしない傾向にある。

地元で仕事し、近くの建材屋で仕入れ、交友も遊びも地元。そんな事ほど哀れで悲しい事はない。

地元も大事。でも俺は外を見て、出て行き行動した上で地元で活動して行きたい。

特に若い世代の人に言いたい。。。

理屈は抜きにして、本物は見れば一発で分かるだろう。

手仕事、想像を超える手間を掛けた仕事の積み重ねが、時代を超える庭を造ると言う事を。

安諸定男展、20008年6月7日~8月30日、東京港区芝パークホテル別館1F BAR フィフティーン ラウンジギャラリー 15~23時  入場無料。

千葉へ。


昨日は雨が降っていたので、現場を中止にして庭園協会千葉県支部の檀上さんの現場を見学させてもらいに行って来た。

うちの従業員も連れて成田山へ向かった。

岩城造園の施工の庭があるのだが、池の護岸や滝組などすごく参考になる。

苔がのりやすいのか、シダなんかもすごくいい感じ。

初めて行ったけどいい庭だった。

その後個人邸の庭などを見学させてもらい夜の部に突入。

庭以外の事など色々討論し、いつも通り飲みすぎた。

忙しい中時間を割いてくれた檀上さんにはホント感謝している。

旧川合玉堂別邸。


今日は雨が降っていたので、庭園協会神奈川県支部による石積み作業は中止で、平木が置き場で材木の下こしらえをして自分は事務仕事に追われた。

大体平日に現場をこなし、夜にプランニング見積もりを作成して、土曜日に打合せというスケジュールで、昨日も3件の打合せをした。

うちの場合大体3回の訪問で、作庭の仕事は決まる事が多い。

今年は有難い事に、もうすでに8月までの工事が決まり、今話を進めている話がまとまれば、9月も一杯になってしまう。

最近つくづく思うが、うちなんか名の知れた有名店ではないのに、選んでくれた方々にはホント感謝している。

3人で施工しているからお待ち頂くのが申し訳ないが、丁寧にコツコツと仕上げていこう。

来月には毎年参加させて頂いている、同じ街の植周造園の大胡周一朗氏によるマイスター活動の旧川合玉堂別邸の修復工事に参加予定。

鉄砲垣、土橋、網代垣に続く今回も楽しみ。

大胡さんの若い世代に対する指導ぶりには、頭が下がる。

庭園協会埼玉県支部。


自分は庭園協会神奈川県支部所属だが、埼玉県支部にも入っている。

数ある支部の中でも、活動内容、熱意共に自分の中ではナンバー1だ。

雑誌「庭」でもその活動内容は、度々掲載されているから、庭関係の人ならご存知だろう。

そして何より自分は、支部長の高橋良仁氏を尊敬している。

その埼玉県支部の今年の活動が、いよいよ始まるので、今から楽しみ。

昨年は安諸定男氏による編笠門の製作。

今さらだが、官休庵にもあるけど、今これを造れる職人は多くはいない。

自分は、一生造る事はないだろうと思っていたので、いい経験になったし俺の財産だ。

画像の後ろには、泥の茶室などがあり、とても県立高校とは思えない世界が広がっている。