土遊び。

先日の越智さんの個展の最後に、みんなでこの辺りの土を使用して遊んでみました。

枠をはずして、表面を仕上げている所。

この辺りで手に入る、土の配合や水加減を越智さんにアドバイスを受けながら作業。

若い者に突かせて頂いた。

先輩達が段取りした上で、この作業が出来ると言う事の有難さを充分かみしめてもらいたい。

昨日はカプセル泊まりだったので、朝電車で家に帰り、かみさんを連れて車に乗り換え善光寺に向かった。

口で説明してもナカナカ理解できないので、実際にみてもらった。

その後は根津美術館に寄って帰った。

少しは、自分の仕事を理解してもらえたかな。

いよいよ。

明日がオープニング。

形になりました。

明日は細かい仕上げと、ワークショップの版築を仕上げてパーティーです。

最後は三和土で締めた。

楽しみながら参加させて頂きました。

越智さんの作品を、実際に見に来ては如何でしょうか。

明日は各地から仲間が集まるので、いつも通り大騒ぎします!

青山へ。

連日、表参道の善光寺に越智さんの個展の手伝いに行っている。

今年の初めに、電話でしか話した事のない自分をゲストハウスに泊めて下さり、庭まで案内してくれた恩返しが出来る事が何より嬉しい。

うちの従業員達もいい経験になるだろう。

その他にも同様に繋がりで来ている者が多く、活気で満ちている。

(庭空間の創造)展

青山 善光寺

10月9日~14日

特に若い世代の庭やさんは、是非お越し下さい。

続山口県。

昨日山口から帰って来た。

最近、色んな物を見すぎてナカナカ整理しきれない。

石積みも見た。

木の橋。

石の橋。

水と近い生活。

壁。

山。

赤い。

今回は山口県の方のサポートにより、スゴク中身の濃い旅となった事を感謝しています。

意識の高い、埼玉県支部の方々との旅。

こんな所に、自分なんかが所属してていいものなのだろうかと思ってしまう。

自分は難しい事はよく分からない。

庭はつきつめれば範囲が広く奥が深いし、とても全ての事を追って行くのは自分には出来ない。

自分は庭を構成するパーツの手仕事が好きだ。

これから先、決して簡単ではないけれど、これだけは誰にも負けないと言う物があればそれでイイと思ってきたし、それが自分には向いていると思う。

勿論知識、教養もスゴク必要。

でも俺はこの先出来るか分からないけど、理論より自分の色で勝負して行きたい。

それが分かってきただけでも、参加してきた甲斐があるのかな。

明日からは、愛媛の越智さんの青山での個展のサポートへ。

慌しいけど楽しみです。

こんな日は。

今日は現場に向かう途中で雨が降ってきた。

剪定だったんで作業する事にしたけど、強くなってきたので10時で引き上げ、次の現場のパーゴラの下ごしらえに変更。

柱は檜を使用し、垂木はみがき丸太を使用。

ホゾを掘ったり、面を荒らしたり、垂木のアタリを出したりした。

何とも高級なパーゴラ。

モッコウバラを絡ませる予定。

明日は晴れるかな。

秋雨。

横浜辺りも秋の長雨シーズンに入った。

2日連続で現場は中止。

事務仕事やら置き場でユンボのメンテナンスなどしていた。

古いんでよく壊れるけど、戦力になっている。

昨日はバッテリー交換と冷却水の補充など。

マメなグリースアップで老体にムチ打っている。

ようやく擁壁工事も終わり、これから土入れ作業。

かなり入るので皆で頑張ろう。

庭と外周り全部なんでこれから忙しくなるな。

年末まで剪定と並行して進めて行く。

来月は色んなイベントがあるんで楽しみながらやろう。

完成。

昨日は雨が上がり次第、仕上げの照明工事。

夜は皆で焼肉やさんで飲みました。

横浜市 青葉区T様邸が完成。

造り込みはしないで、土を混ぜた道と木と下草メインのやさしい庭です。

木が覆いかぶさり、木陰がゆったりとしていい感じ。

立水栓も古瓦を使用し、少しだけ遊んでみました。

下草が増えて、道にかぶさってくると更に雰囲気が出るかな。

下草は、宮城のよっちゃんの庭工房の、さっちゃんのベストチョイスがいいスパイスになっています。

これからの成長が楽しみな、ゆるくやさしい庭です。

時流。

今日は小雨。

ぬかるんでいるんで、現場は中止に。

急遽、依頼されていた燈籠と水鉢の引き上げに行ってきた。

昭和20年位の物。

日頃管理させて頂いているお宅で、お茶を楽しまれていたご夫婦が大事にされてきたもの。

建物の老朽に伴い、この度マンションに移られる。

これも現代の都市部では多く見られる事。

大マンション群が多く、コンクリートの寿命が来た時の事を考えると恐ろしい。

せめてもの願いで、解体、処分される前に助け出してあげる。

そしてまた新しく生まれ変われる。

決して時代の名工が彫った逸品ではないけれど、こうした事が時代を受け繋いで行くのではないのだろうか。

俺もささやかながら、庶民の暮らしの文化を残して行きたい。

それぞれの想い。

千葉の檀上さんと、福島の新さん、宮城の小畑くんの庭見学に行ってきた。

初日は新さんの庭を。

土壁にも果敢に挑戦して、見事にそれを形にしている。

材もなるべく無駄にせず、再利用したり工夫していて、さすがのアイデアマンです。

新しい事にも挑んでいる姿は見習いたいもの。

どの庭も、新さんらしい柔らかい仕上げでした。

次の日は宮城の建築や、よっちゃんの庭を案内してもらう。

隅研吾作品や、その他の有名な方の庭を交えて見学。

石ともみじをこよなく愛する者が造る空間。

山取りの木々と、こだわりの石仕事。

迫力の石積みに、独特の線のもみじがいい感じでした。

夜は白石城下で、よっちゃんの仲間達も交じり大騒ぎ。

檀上さんも貴重な資料を持って来てくれた。

いつも通り、昼も夜も本気で行った。

俺は本来怠け者の性分なんで、無人島なんかでは生きていけない。

仲間やライバルがいるから走れている。

どんな地域に住んでいても、(庭)というキーワードの元、集まれるのはすばらしい事だし、そんな仕事に巡り合えた事を素直に嬉しいと思う。

この世界では先輩の新さんや、誰がどう見ても年下には見えないよっちゃんの頑張りに、また明日から頑張れる元気をもらった。

みんなには感謝です!

俺もやるしかねー。