全開で行こう。

今日も明日も仕事です。

変わらず剪定の日々。

新人早田です。

毎日怒ってもついて来た。

今回もスゴイ人数の中から選考させてもらった人材。

これは自分にとっては幸せな事。

複雑な家庭環境の中で、自分を見失わず頑張ってきた者だから、是非続けて行くうちに自分の味を出して行ってもらいたい。

若い世代の造園の世界も、めまぐるしく変化して行く中で、目先の華やかな情報に左右され
る事なく自分の立ち位置を認識していきたい。

色んな意味で、庭の可能性は無限だろう。

自分は、今時流行らない地味な手仕事や頑張りの集大成には、かなうものは無いと思っている。

全開で行こう。

こんな日は。

最近は2週間ぶりに日曜日は休んだり、雨でも仕事したり変わらず走ってます。

また次の休日まで皆で頑張ろう。

最近は天気がいいので、こんな日は鎌倉へ。

ささいな事がキッカケで、管理させて頂く事になったお宅。

建物が鎌倉市の重要建築物に指定されている。

鎌倉らしいアプローチ。

砂利敷きが雰囲気を出しています。

石造品も入っている。

燈籠。

坪庭。

西洋建築と融合した昭和初期の建築がすばらしい。

鎌倉の山を借景にした、素晴らしい立地なんでこれからも保存して欲しい。

広角で撮らないと、入らない位の建物と庭。

現代では、限られた条件の中で管理していかなくてはならないけど、代々の植木屋ではないうちが、この様な仕事にめぐり合えるのはホントありがたい。

石造品や、当時の時代背景を調べて、これから作業に関わって行きたい。

まだまだ行けます。

うちは最近新しく買うのはアルミ製の脚立ですが、10年間竹を交換しながら使用している木製のものもマダマダ現役です。

檜ですが、やはりシナるんでこの感じが何とも言えないし、毎年の竹の交換も楽しいものです。

でも安全面を考えると、人数も増えてきたし、これがもう少し使ってダメになったらアルミ製にしようかと考えている。

自分も、足が折れて何回か落ちた事があります。

でも皆、脚立を作るという経験は大切な事なので、リスクの少ない6段位の物はこれからも使い続けて行こうと思っている。

ちょうなでナグったりしたら粋だろう。

コーヒー飲みながら、10年使用してきた木の脚立を眺めてて思う。

今はモノを造る仕事が増えてきて、少しだけ色んな想いを表現出来る様になってきたし、最近庭を通じて出会う人々は、本当にスゴイ人ばかりでかなり影響を受けているのは確かだ。

でも周りが有名な人物なだけで、自分は偉くないし勘違いしてはいけない。

形だけ先を急がず、もっともっと色んな基本をやらなくてはいけない。

うちは住宅庭園の管理が始まりで、今も100軒以上は管理させて頂いています。

それこそ松一本だけのお宅もあり、いわゆる普通の街の植木屋さんだ。

一年に一回、自分に会うのを楽しみにしてくれている方もいる。

これからも、どんな有名な先輩や同世代の方に出会い、知識や技術を教えて頂いてもこれだけは忘れずに行こうと思う。

以前には考えられなかった、最近の出会いの数々を振り返りながら、10年前に作った脚立を眺めながらふと思った。

さぁ今日はボジョレー解禁なんで安ワインで乾杯だ!

ラストスパート。

この現場も一時中断させてもらい、外構だけ年内に仕上げる。

明日から4人でひたすら剪定の日々に。

2週に1日休むシフトにしても、何とか暮れに再開できるかどうかと言う感じ。

来年の、芽吹く頃に植栽して完成するまでお待ち頂きます。

石積みもここまで。

裏もあと少しです。

今回は、デザインが石積みが崩れちゃいました風スぺシャルなんで、表はこれで仕上がりです。

中に下草植えるとカッコよくなるイメージです。

来春の、青森での山の学校と、横浜福田園さんにて前回の石積みに続き講習会開催が決定した。

越智さんと福田さんの協力により実現します。

今日、お二人には承諾得て繊細はこれから詰めていくんで楽しみです。

また各地の熱のある仲間と再会出来るんで、気が早いけどワクワクしてくる。

来年も楽しく激しい一年になりそうだぜ!

今日は。。。

午前中少し積み、これから愛媛の越智さん、個展を手伝ったメンバーと打ち上げです。

従業員も連れて行く。

横浜で集まります。

APEC開催で警備がモノモノしい。

鎌倉は、オバマさんが大仏とソフトクリーム食べに来るみたいで大変みたい。

みんなで捕まらない程度に楽しんできます。

傷だらけ。

変わらず毎日石を叩いている。

破片で体もメガネも傷だらけです。

そんな楽しい日々も、とりあえず今週で終わり。

剪定がギリギリなんで続きは年明けかな。

これから4人でも間に合わないので、疲れたら休むスタイルで暮れまで行きます。

檜のデッキも完成した。

根太まで全て檜です。

若い者が楽しみながら作業してました。

ビスは見えない様にしています。

天端まで上ってきた。

角に時間が掛かってしまう。

皆、遅くまで頑張ってくれている。

週末はたらふく飲ませてあげよう。

感謝。

やっと樋がついた。

毎日、近所の人々が話しかけてくれる。

あまりにも日々進まないので心配してくれる。

ハウスメーカー部隊は数日で終わらして帰るのに、最後はとうとう自分達だけになってしまった。

毎日画像撮るのはやめよう。

ホント進んでないじゃないか。。。

国産古レンガテラスの施工は鎌倉から来てくれている。

久々に来てくれたが、つい5年前までは一年の半分以上は一緒に仕事していたんで懐かしい。

外構は後輩に引き受けてもらった。

みんな照れ屋さんなんで、アップでは撮らせてくれませんが、ホントありがたいです。

明日も少し積めるかな。

積み重ね。

今日は晴れのち、強風だった。

変わらず石積んでます。

人格以上の石積みは出来ないと言う。

少しだけ分かってきた気がする。

いい言葉だ。

根気がないと適当になってくるし、ムキになって加工しすぎると力がなくなるし、休みも無くやってると以外に進まないし、ホント奥が深いし、心技共に修業になる。

でも毎日楽しい。

檜のデッキ。

高価だけど、許されるなら洋材より檜で行きたい。

でもウエスタンレッドシダーより長持ちします。

カンナがけと面取りしてあるので、美しいし心地いい香りです。

木目を生かすのでクリアー塗装で仕上げます。

明日から助っ人が来るので助かります。

来週から、お待ち頂いているいる剪定に回らなくてはならないので、年内でどこまで出来るかな。

湯島にて。

昨夜は上野で安諸、河西氏による公開対談に出席してきた。

今現在、日本の庭の世界を代表するお二人。

遠い所から駆け付けた若い世代が多くいた。

話を聞くだけでもホント一生の財産になる。

でも俺はそんな事と言っては大変失礼かもしれないけど、そこに集まる若い世代との出会いの方が、今現在の自分のレベルでは重要だ。

皆ホンキだし。

そう言う意味では昨夜は楽しい時間でした。

話だけではなく、もっともっとヤッてやろうと思った。

思いもかけない人が会場にいた。

3年前にうちに志願してきた女性だ。

大学院でのすばらしい研究内容で感心したけど、現場希望との事だったので断った経緯がある。

その時のアドバイスで庭園協会を勧めた。

そんな彼女がその場に居た事実が何より嬉かった。

でも現場はそんなに甘いもんじゃないんで、あえてまた厳しく接してしまった。

俺も庭で本気だし。

周りは甘いんで複雑な心境だったけど、何だかとにかく心地良い感じだったな。

で対談の後は懇親会。

大阪チームと少し話が出来た。

前から会いたい人とも話しできたし、大阪の若い世代のパワーが伝わって来た。

俺も負けてはいられない。

また山。

石が足りなくなったので、剪定と手分けでまた山へ。

ヤッパ晴れの日はいいな。

山の人も、何回か返してくれるんでありがたい。

口は悪いけど、みんなやさしい男達です。

小松石の目は独特なので、その層のラインがもうアート作品の様で美しい。

日の当たらない粘土を含んでいる層に、お宝を発見したんで話したらナント!持って行っていいとの事なんで、次回は景石のボサと一緒にを積んで帰ろう。

山は楽しい。

小松石の墓石は全国でも高価な類に入り、このご時世なので輸入石材に押されている。

全国の石山は何処も同じだろうけど、このままでは規模は小さくなる一方で、次世代の担い手も心配です。

コマツも殆ど庭に使う人がいない現状だし、その大半が埋め戻しやグリ扱いだ。

自分が使うのは墓石を採る過程のクズ石だけど、安い材でも職人が手を掛ければいい物になるはず。

よく本に出ている、木曽や鞍馬や丹波なんて使わなくても充分だと思う。

最近読んでいる本。

分かり易く、竹田城見に行きたくなった。

明日は安諸、河西氏による公開収録で湯島に全国から集まる。

日本の庭の世界を、代表する二人の話を聞けるので楽しみです。